【日本生命カップ2025 東京大会】日本VSオランダ 初戦
こんにちは!ウェンバンタニです🏀
2025年7月5日、東京・有明アリーナで行われた「日本生命カップ2025(東京大会)」にて、バスケットボール男子日本代表(FIBAランキング21位)は、オランダ代表(同54位)と対戦。若手中心のメンバー構成で臨んだ日本でしたが、終盤に逆転を許し、70-78で悔しい敗戦を喫しました。
8月に控えるFIBAアジアカップ2025に向けた強化試合として重要な位置づけの一戦でしたが、課題の残る結果となりました。
<前半:立ち上がりは好調も、徐々に勢いを失う>
第1クォーター、日本はベテランのジョシュ・ホーキンソン選手をはじめ、西田優大選手、金近廉選手らがテンポ良く3ポイントを決め、23-16とリードを奪います。
しかし第2クォーターに入ると、攻守ともにミスが目立ち、流れが徐々にオランダへ。吉井裕鷹選手が2本の3ポイントを沈めるも、このピリオドは19-20と上回られ、前半は42-36とリードはわずかに縮まりました。
<第3Q:同点に追いつかれた後、再び主導権を握る>
第3クォーター序盤、日本はオランダに連続で得点を許し、一時同点に追いつかれます。さらに、好調だった吉井選手が途中で負傷退場するアクシデントも発生。
それでもジェイコブス晶選手やテーブス流河選手がフリースローで確実に加点し、59-54と5点リードで最終クォーターへ突入しました。
<第4Q:痛恨の失速 格下に逆転を許す>
勝負の第4クォーター、日本はシュートが決まらず、攻撃が停滞。一方のオランダは落ち着いた試合運びで得点を重ね、日本は逆転を許してしまいます。
最後まで流れを取り戻すことができず、70-78でタイムアップ。若手主体で臨んだ日本は、格下とされるオランダに逆転負けという悔しい結果となりました。
<ホーバスHC「明日は必ず勝つ」>
試合後、トム・ホーバスヘッドコーチは「若い選手たちは本当によく頑張ったが、少し足りなかった。ディフェンスと速さを意識したが、うまく表現できなかった」とコメント。
「明日の試合は負けたくない。皆のために必ず勝ちたい」と次戦への巻き返しを誓いました。
< 川島悠翔|圧巻のリバウンド力でインパクト 20歳の新星が堂々の存在感>
川島悠翔選手は、A代表2戦目となったこの試合で、リバウンドにおいて圧倒的な存在感を発揮しました。
特に第2クォーター以降は、ディフェンスリバウンドだけでなく、オフェンスリバウンドでも次々とセカンドチャンスを演出。体格だけでなく、タイミングの良さとボディバランス、そして執念を感じさせる飛び込みが光りました。
リバウンドに飛び込むその姿勢は、まさに“ゴール下の番人”。試合の流れを一変させるようなビッグプレーの起点を何度も作り、ベンチやファンを大いに沸かせました。
また、第4クォーターには強烈なドライブでの得点も決めており、攻守両面で躍動。
20歳という若さを感じさせない落ち着きと、フィジカルの強さが際立ちました。
トム・ホーバス監督も「すごく良かった」とその働きを高く評価。今後の強化試合やアジアカップ本戦に向け、代表のインサイドに新たな柱が加わったと言っても過言ではありません。
若手主体の布陣で臨んだ日本代表は、試合序盤こそリズム良く得点を重ねて主導権を握りましたが、後半にかけて流れをつかみきれず、オランダに逆転を許す結果となりました。
特に第4クォーターの失速は課題として残り、今後に向けて修正が求められる内容でした。
一方で、川島悠翔選手をはじめとする若手の台頭や、選手個々のチャレンジ精神には明るい材料も多く見られました。
ホーバスヘッドコーチが語ったように、この敗戦を糧とし、翌日の再戦やアジアカップ本番へとどうつなげていくかが、チーム全体の成長を左右する鍵となりそうです!
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